<<御祭神>>
天照皇大神
豊受大神
<造化三神>
天之御中主神
高御産巣日神
神産巣日神
倭比賣命
「東京のお伊勢さん」
として親しまれている
やわらかで神聖な空気に満ちた神社。
格式は高く、
東京五社の一社です。
(東京五社:明治神宮・靖国神社・日枝神社・大國魂神社・東京大神宮)
伊勢神宮の東京遥拝所として
明治13年に創建。
当初は日比谷にあり、
「日比谷大神宮」と呼ばれていましたが、
震災後に、現在の千代田区富士見町へ移転。
戦後になって
「東京大神宮」に社名を改めています。
こじんまりとした神社ですが、
都心部であることを忘れる閑静な一画。
伊勢の内宮にいるようなあたたかい光に包まれ
ほっとくつろげる憩いの場ともなっています。
神前結婚式の発祥が
ここ、と言われており、
雅やかなご神舞など、
伝統的な結婚の儀式が執り行われています。
実は、
東京で一番の縁結び神社として
近年、若い女性に大人気。
恋愛成就パワースポットにもなっています。。
「本当に良縁に出会った!」などのクチコミも多く、
休日は、女性の参拝客で大行列に。
ご祭神の造化三神は万物のムスビの神様と言われており、
そのご利益でしょうか・・・?
幸福の花言葉を持つスズランの縁結びお守り。
かわいらしいですね。^^
<<主祭神>>
明治天皇
昭憲皇太后
日本一の初詣参拝客数を集めることでも有名な
皇室ゆかりの神社。
広大な神域は
東京ドーム約15個分、22万坪にもおよび、
17万本もの木々が豊かに生い茂る
都心部では貴重な
豊かな自然に出会える場所でもあります。
境内にはかつて、「代々木の大樅(モミ)」と呼ばれる
モミの巨木があり、
これが「代々木」という地名の語源となったとも言われています。
(戦時中に消失し、残念ながら今はありません。)
この豊かな森は、実は原生林ではなく
もともとは荒地でした。
壮大な造園計画のもとに創られた、人工林なのですね。
原宿駅から南参道を入り、御神橋を渡って少し歩くと、
第二鳥居があります。
「大鳥居」と呼ばれ、
木造の明神鳥居としては日本最大。
高さ12m、柱は太さ1.2mもあります。
国指定重要文化財の宝物殿には
明治天皇、昭憲皇后ゆかりの品々が展示されており、
さまざまな企画展、特別展を開催している宝物展示室など、
日本の歴史や皇室の伝統を学べておすすめです。
宝物殿前の広場には広大な芝生が広がり、
ここに佇むだけでも癒されます。
広大な神域をひとまわりするだけでも
けっこうな時間がかかりますが
自然と一体化する心地よさを満喫できる
まさに都会のオアシスです。
おみくじは
神社参拝の楽しみのひとつですが
明治神宮のおみくじは
「大御心(おおみごころ)」と呼ばれる
独自のもの。
御祭神である
明治天皇の御製(ぎょせい:天皇の作られた詩文・和歌)と
憲皇太后の御歌(みうた=皇后・皇太后・皇太子などのよまれた和歌)が
一首ずつ書かれています。